AI議事録ツールの二大巨頭であるNottaとtl;dv。結論から言えば、求める用途や会議の形式によって選ぶべきツールは180度変わる。日本語文字起こしの精度、動画記録の有無など、実務で比較すべき5つの判断基準を提示します。
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📅 この記事は2026年6月時点の最新情報に基づいて更新されています。
Notta vs tl;dv|結論から言うと「用途で決まる」
AI議事録ツールを検討していると、必ず名前が挙がる「Notta」と「tl;dv」。
どちらも高評価で無料プランがあるため、「結局どっちがいいの?」と迷う人が多いです。
結論を先にまとめると、以下の通りだ。
- 日本語の精度を最優先 → Notta
- 無料で無制限に使いたい → tl;dv
- Teams会議がある → Notta一択(tl;dvはTeams非対応)
- 営業チームでCRM連携 → tl;dv
以下では、料金・日本語精度・対応ツール・機能・セキュリティの5項目で両ツールを徹底比較する。3分で読めるので、あなたの環境に最適なツールを見極めてほしい。
【総合比較表】Notta vs tl;dv 全項目一覧
まず全体像を掴むために、主要項目の比較表を見てほしい。
| 比較項目 | Notta | tl;dv |
|---|---|---|
| 運営会社 | Notta株式会社(日本法人あり) | tl;dv Ltd(イスラエル発) |
| 日本語精度 | ◎(98.86%・専門用語登録可) | ○(対応するが精度は劣る) |
| 無料プラン | 月120分(1回3分制限) | 無制限(録画・文字起こし) |
| 有料プラン最安 | 月額1,185円〜(年払い) | 月額約3,000円〜(年払い) |
| 対面会議 | ◎(スマホ録音可) | ×(オンライン会議のみ) |
| Teams対応 | ◎ | ×(非対応) |
| CRM連携 | ○(Salesforce等) | ◎(Salesforce・HubSpot・Pipedrive) |
| リアルタイム文字起こし | ◎ | △(基本は会議後) |
| UI言語 | 日本語対応 | 英語のみ |
| セキュリティ | SOC2・ISO 27001取得 | GDPR準拠 |
| データ保存 | 日本サーバー選択可 | EU・米国サーバー |
この表だけでも方向性は見えるが、以下で各項目を掘り下げる。
【比較1】料金プラン|無料で使い倒すならtl;dv
料金面ではtl;dvの無料プランの強さが際立つ。一方、有料プランに移行するなら、Nottaのコスパが光る。
Nottaの料金プラン(税込)
| プラン | 月払い | 年払い(月額換算) | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| フリー | 0円 | 0円 | 月120分・1回3分まで |
| プレミアム | 1,980円 | 1,185円 | 月1,800分・個人向け |
| ビジネス | 4,180円 | 2,508円 | 無制限・チーム管理 |
| エンタープライズ | 要相談 | 要相談 | オンプレミス対応可 |
tl;dvの料金プラン
| プラン | 月額目安(年払い換算) | 主な特徴 |
|---|---|---|
| Free | 0円 | 録画・文字起こし無制限(AI要約は月10回) |
| Pro | 約3,000〜4,980円 | AI機能制限解除・外部連携拡大 |
| Business | 約5,500〜9,800円 | チーム管理・CRM連携・コーチング |
| Enterprise | 個別見積もり | 大規模組織向け |
※tl;dvはドル建てのため為替で変動する点に注意。
料金面の判定
「まず無料で試したい」ならtl;dv一択。無料プランで文字起こし・録画が無制限に使える。Nottaの無料プランは月120分・1回3分という制限があり、実務では足りない。
ただし有料プランのコスパはNottaが上。Nottaプレミアムは年払いで月額1,185円と、tl;dvのProプラン(約3,000円〜)の半額以下で利用できる。
【比較2】日本語の文字起こし精度|Nottaが圧倒的
「notta tldv 比較」で検索する人の大半は日本語の精度が最大の関心事だろう。ここではNottaが明確に強い。
日本語精度の違い
| 項目 | Notta | tl;dv |
|---|---|---|
| 公称精度 | 98.86% | 非公開 |
| 専門用語登録 | ◎(カスタム辞書) | × |
| 話者分離 | ◎ | ◎ |
| リアルタイム表示 | ◎(会議中に確認可) | △(基本は終了後) |
| 方言・訛り対応 | ○ | △ |
Nottaは日本市場に特化して開発されており、「専門用語のカスタム登録」が可能。医療、法務、IT業界など専門用語が多い会議では、この機能の有無が精度に直結します。
たとえば「ROAS」「リードナーチャリング」「減損損失」といった業界用語を事前登録しておけば、誤認識を防げる。tl;dvにこの機能はない。
またNottaは会議中にリアルタイムで文字が表示されるため、「今の発言が正しく取れているか」をその場で確認できる。tl;dvは基本的に会議終了後に文字起こしが完成するワークフローだ。
精度面の判定
日本語の精度を最優先するならNotta一択。とくに専門用語が飛び交う会議では差が顕著に出る。英語の会議が中心なら、tl;dvでも十分な精度が得られる。
【比較3】対応ツール|Teams使うならNotta必須
ここはtl;dvの最大の弱点が露呈する項目だ。
| Web会議ツール | Notta | tl;dv |
|---|---|---|
| Zoom | ◎ | ◎ |
| Google Meet | ◎ | ◎ |
| Microsoft Teams | ◎ | ×(非対応) |
| Webex | ◎ | × |
| 対面会議 | ◎(スマホで録音) | × |
対応ツールの判定
tl;dvはMicrosoft Teams非対応。これは日本企業にとって致命的な制約だ。MM総研の調査によれば、日本企業のWeb会議ツールシェアでTeamsは約30%を占める。社内会議でTeamsを使っている企業は、この時点でtl;dvは選択肢から外れる。
逆にZoomとGoogle Meetだけを使っている環境なら、どちらを選んでも問題ない。
さらにNottaは対面会議にも対応。スマホアプリで録音・文字起こしができるため、オフラインの打ち合わせや商談でも使える。tl;dvはオンライン会議専用だ。
【比較4】機能・連携|営業チームならtl;dv
機能面は使い方によって評価が分かれる。
| 機能 | Notta | tl;dv |
|---|---|---|
| AI要約 | ◎(月50回制限あり) | ◎(無制限※Proプラン) |
| 翻訳機能 | ◎(42言語) | ○(30言語以上) |
| CRM連携 | ○(Salesforce等) | ◎(Salesforce・HubSpot・Pipedrive) |
| ハイライト・クリップ | ○ | ◎(商談の重要シーンをマーク) |
| Slack連携 | ○ | ◎ |
| Notion連携 | ○ | ◎ |
| 自動会議参加 | ◎ | ◎ |
| 会議動画録画 | ○(ビジネスプラン以上) | ◎(無料プランから可) |
機能面の判定
営業チームにはtl;dvが強い。商談のハイライトシーンにタイムスタンプ付きでマークを付けられ、「この商談のこの部分を見て」とピンポイントで共有できる。Salesforce・HubSpotとの連携も深く、商談記録がCRMに自動反映される。
一方、翻訳機能を重視するならNotta。42言語に対応しており、日英混在会議や海外チームとの会議が多い環境では、Nottaの翻訳機能が活きる。
もう1つ見逃せないのが会議の動画録画。tl;dvは無料プランでも会議の動画を録画・保存できるが、Nottaは音声のみ(動画はビジネスプラン以上)。「後から映像で確認したい」というニーズがある場合、tl;dvが有利だ。
【比較5】セキュリティ|機密会議はNotta
企業導入で最も気になるのがセキュリティ。ここはNottaが大差で勝つ。
| 項目 | Notta | tl;dv |
|---|---|---|
| データ保存場所 | 選択可能(日本含む) | EU・米国サーバー |
| SOC2準拠 | ◎ | ○ |
| ISO 27001 | ◎ | ○ |
| GDPR準拠 | ◎ | ◎ |
| オンプレミス対応 | ◎(エンタープライズ) | × |
| 導入実績 | 日経225企業の70% | グローバル企業多数 |
セキュリティ面の判定
機密性の高い役員会議や経営会議にはNotta一択。SOC2準拠・ISO 27001取得に加え、エンタープライズプランではオンプレミス対応も可能。日経225企業の70%が導入している実績が、セキュリティの信頼性を証明している。
tl;dvはデータが海外サーバーに保存されるため、機密性の高い会議には不向き。営業やマーケティングなど、比較的機密性の低い会議での利用が適している。
情報システム部門への説明では、Nottaなら「日経225企業の70%が導入」「SOC2準拠」「ISO 27001取得」の3点を伝えると通りやすい。
【用途別】あなたに合うのはどっち?
5項目の比較を踏まえて、用途別の推奨をまとめました。
Nottaがおすすめな人
- 日本語の認識精度を最重視する
- Microsoft Teamsを使っている
- 機密性の高い会議で使いたい
- 専門用語・社内用語が多い業界(医療、法務、IT)
- 対面会議でも録音・文字起こししたい
- 日英混在会議が多い
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tl;dvがおすすめな人
- 完全無料で使い倒したい
- Zoom・Google Meetだけを使っている
- 営業チームで商談記録を残したい
- CRM連携(Salesforce・HubSpot)を活用したい
- 会議の動画クリップを共有したい
- 英語の会議が中心
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導入前に両方試す方法
迷ったら、以下の手順で両方を試すのが最も確実だ。
- 同じ会議を両ツールで録音する(30分程度のWeb会議がベスト)
- 文字起こしの精度を比較する(専門用語、固有名詞、数字の正確さ)
- 操作感を確認する(UIの使いやすさ、日本語対応)
- チームメンバーに共有してフィードバックをもらう
Nottaもtl;dvも無料で始められるので、コストゼロで比較検証できる。ただし、Nottaの無料プランは1回3分制限があるため、本格的なテストにはプレミアムプランの無料トライアルを使うのがおすすめだ。
よくある質問(FAQ)
Q1. 両方使い分けるのはアリ?
A. アリだ。たとえば「機密会議はNotta、営業の商談はtl;dv」という使い分けをしている企業もある。ただし管理が煩雑になるので、まずはどちらかに統一するのがおすすめ。
Q2. tl;dvは本当に無料で無制限?
A. 録画と文字起こしは無制限で無料。ただし、AIによる要約やノート作成は無料プランでは月10回程度の制限があります。本格的にAI要約を使うならProプラン(月額約3,000円〜)が必要になる。
Q3. 日本語しか使わないならNotta一択?
A. 精度を最優先するならその通り。ただし、コスト重視で「多少の誤変換は許容できる」なら、tl;dvの無料プランで十分なケースもある。会議の重要度と予算で判断しよう。
Q4. 情報システム部門への説明は?
A. Nottaは「日経225企業の70%が導入」「SOC2準拠」「ISO 27001取得」を伝えると通りやすい。tl;dvは「データが海外サーバー」という点を事前に確認しておこう。
Q5. 将来的にtl;dvがTeamsに対応する可能性は?
A. 2026年6月時点では非対応。公式ロードマップでもTeams対応の明確な予定は公表されていない。Teams必須なら、現時点ではNottaを選ぶのが安全だ。
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まとめ:Notta vs tl;dv 選び方の最終結論
Nottaとtl;dvは、どちらも優秀なAI議事録ツールだ。選び方はシンプルで、あなたの環境と優先順位で決まる。
- 完全無料で使いたい → tl;dv
- 日本語精度・Teams対応・セキュリティ重視 → Notta
- 営業の商談記録・CRM連携 → tl;dv
- 対面会議でも使いたい → Notta
迷ったら、まずは両方を無料で試して、同じ会議を録音比較してみてほしい。実際に使ってみると、あなたに合うツールがすぐにわかる。
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※本記事の情報は2026年6月時点のものです。価格や機能は変更される可能性があります。最新情報は各サービスの公式サイトをご確認ください。
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