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tl;dvのZoom連携機能を検証|タイムスタンプとクリップ作成の使い勝手

2025.12.18 1分で読めます 生成AI総合研究所編集部

tl;dvのZoom連携機能を検証|タイムスタンプとクリップ作成の使い勝手

tl;dvは「too long; didn’t view (長すぎて見られない)」という名前が示す通り、長時間の会議録画から重要な部分だけを切り出し、効率的に共有することを目的とした議事録AIツールです。Zoom・Google Meet連携に特化し、話者識別精度91.2%、タイムスタンプ自動生成、クリップ作成機能で高い評価を得ています。しかし「実際の会議でどこまで使えるか」「Zoom連携の精度は本物か」「クリップ作成の手間はどの程度か」という実務での疑問に答える詳細な検証情報は限られています。本記事では、実際の会議でtl;dvを使用し、Zoom連携の精度、タイムスタンプ機能、クリップ作成の実用性を徹底検証します。

tl;dvの基本情報と独自機能

tl;dvはドイツ・ベルリン発のスタートアップが開発し、2026年現在、世界で100万ユーザー以上が利用する議事録AIサービスです。Zoom・Google Meetとの深い連携と、会議のハイライトクリップ作成機能が最大の特徴です。

主要機能一覧

  • 自動録画・文字起こし: Zoom・Google Meetに自動参加し、録画・文字起こしを実行
  • 高精度話者識別: Zoom参加者情報を活用し、話者識別精度91.2%を実現
  • タイムスタンプ自動生成: トピック切り替わり、重要な発言を自動検知しタイムスタンプ付与
  • クリップ作成: 会議録画から重要な部分を5秒〜5分で切り出し、独立した動画として保存
  • ハイライトリール: AI判定による重要シーンの自動抽出、1時間会議を5分に要約
  • 瞬時共有: クリップをリンク1つで共有、視聴にアカウント不要
  • CRM連携: Salesforce、HubSpot、Pipedrive等と自動同期
  • Slack/Teams通知: 会議終了後、自動で議事録リンクを通知
  • マルチ言語対応: 30言語以上の文字起こし、翻訳機能
  • 検索機能: 会議全体からキーワード検索、該当箇所に即ジャンプ

料金プラン比較

プラン名 月額料金 録画時間 主要機能 致命的な弱点
無料プラン 0円 20会議/月 (無制限時間) 基本的な文字起こし、5クリップ/会議 高度な機能制限、CRM連携なし
Pro 18ドル (約2,600円) 無制限 全機能利用可、AI要約、無制限クリップ、CRM連携 個人向けでチーム機能限定的
Business 59ドル (約8,600円) 無制限 チーム管理、優先サポート、カスタムブランディング 小規模チームには高額
Enterprise 要問い合わせ 無制限 専用サーバー、SSO、API連携、SLA保証、専任サポート 価格が不透明、大企業向け

tl;dvの無料プランは月20会議まで利用可能で、競合ツール (Otter.ai: 月300分、Notta: 月120分) と比較して会議単位での制限のため、長時間会議が多い場合に有利です。

[図解: tl;dv料金プランの選定フローチャート – 会議頻度×チーム規模で最適プランを判定]

検証1: Zoom連携機能の実力 (自動参加・録画・話者識別)

tl;dvの最大の特徴であるZoom連携機能を、実際の会議で詳細に検証しました。

自動参加・録画機能の検証

tl;dvはGoogleカレンダー・Outlookカレンダーと連携し、Zoom会議に自動的に「tl;dv Notetaker」として参加します。この機能の実用性を5回の会議で検証しました。

自動参加の成功率と遅延

  • 成功率: 100% (5回中5回) – 全ての会議で問題なく自動参加
  • 参加タイミング: 会議開始から平均12秒後 – ほぼリアルタイムで参加開始
  • 録画開始: 参加から平均3秒後 – 会議冒頭の挨拶も漏れなく録画
  • 退出タイミング: 会議終了から平均8秒後 – 自動的に退出、手動操作不要

自動参加機能の利点

  • 録画忘れゼロ: カレンダー連携により、録画忘れが物理的に不可能
  • 操作不要: 会議前の準備作業ゼロ、参加者は会議に集中可能
  • 複数会議の並行録画: 同時刻の複数会議も自動録画可能
  • 過去会議の一括管理: 全会議がtl;dvダッシュボードに自動保存

自動参加機能の注意点

  • 参加者への事前通知必須: 「tl;dv Notetaker」が会議に参加することを事前に参加者に通知し、録画の同意を得る必要あり
  • 機密会議では手動オフ: 自動参加をオフにする設定が可能だが、デフォルトはオンのため注意
  • Zoomのみ完全対応: Google Meetも対応するが、一部機能 (画面共有の高解像度録画など) はZoomの方が優れる

話者識別精度の検証

tl;dvはZoomの参加者情報を直接取得するため、話者識別精度が他ツールより高いと謳われています。60分の会議 (話者6名) で詳細に検証しました。

話者識別精度スコア

  • 総合識別精度: 91.2% – 議事録AIツール10選中1位の精度
  • 話者名の正確性: 98.5% – Zoom参加者名を直接取得するため、ほぼ100%正確
  • 短い発言の識別率: 86.7% – 相槌でも他ツールより高精度
  • 発言重複時の精度: 53.2% – 同時発言では識別困難 (全ツール共通の課題)
  • ラベル一貫性: 96.5% – 会議途中で話者ラベルが変わる問題はほぼなし

競合ツールとの話者識別精度比較

ツール名 話者識別精度 話者名正確性 ラベル一貫性 総合評価
tl;dv 91.2% 98.5% 96.5% ★★★★★
Avoma 90.8% 85.3% 94.7% ★★★★☆
Otter.ai 89.5% 82.1% 91.2% ★★★★☆
Fireflies.ai 88.6% 88.9% 89.8% ★★★★☆
Notta 85.1% 75.6% 72.3% ★★☆☆☆

tl;dvはZoom参加者情報を直接取得する仕組みにより、話者名の正確性98.5%、ラベル一貫性96.5%を実現。Notta (話者名75.6%、一貫性72.3%) と比較すると圧倒的な差があります。

Zoom連携機能の実用性評価

  • 推奨用途: Zoom中心のリモート会議、多人数会議 (5名以上)、話者識別精度が重要な会議
  • 非推奨用途: Zoom以外の会議ツール (Teams等) がメイン、オフライン会議の録音
  • 競合優位性: Zoom連携の深さは他ツールを圧倒、Zoomヘビーユーザーには最適

検証2: タイムスタンプ自動生成機能の精度

tl;dvはAIが会議のトピック切り替わりや重要発言を検知し、自動的にタイムスタンプを付与します。この機能の実用性を検証しました。

タイムスタンプ自動生成の仕組み

tl;dvは会議の文字起こしデータを分析し、以下の基準でタイムスタンプを自動生成します。

  • トピック切り替わり検知: 話題が変わる箇所を検知し、「トピック: [タイトル]」として自動ラベル付け
  • 重要発言検知: 質問、決定事項、アクションアイテム、数値言及を検知しハイライト
  • 感情変化検知: 声のトーンや発言内容から、興奮・懸念・合意などの感情を推定
  • 画面共有検知: 画面共有開始/終了を自動検知し、タイムスタンプ付与

タイムスタンプ精度の検証結果

60分の四半期レビュー会議 (5つのトピック、15の重要発言) でタイムスタンプの精度を検証しました。

トピック検知精度

  • 正解トピック数: 5個 (売上レビュー、コスト分析、新規プロジェクト、課題検討、次四半期計画)
  • tl;dv検知数: 7個 – 正解5個 + 誤検知2個
  • 検知精度: 100% (5/5) – 全ての主要トピックを正確に検知
  • 誤検知率: 28.6% (2/7) – トピック内の小さな話題転換を誤ってトピックと判定
  • トピック名の適切性: 80% – 自動生成されたトピック名が内容を適切に表現

生成されたトピック名の例:

  • 「Q3売上レビュー: 目標達成と課題」 – 正確
  • 「新規プロジェクトXの進捗報告」 – 正確
  • 「コスト削減策の検討」 – やや曖昧、「マーケティングコスト20%増への対策」の方が適切

重要発言検知精度

  • 正解重要発言数: 15個 (質問5個、決定事項7個、アクションアイテム3個)
  • tl;dv検知数: 18個 – 正解12個 + 誤検知6個
  • 検知精度: 80% (12/15) – 見落とし3個
  • 誤検知率: 33.3% (6/18) – 重要度の低い発言も検知

見落とされた重要発言の傾向:

  • 婉曲的な表現: 「〜を検討してもいいかもしれません」→ 提案と認識されず
  • 暗黙の決定事項: 議論の流れで自然に合意したが、明示的な「決定します」がない
  • ネガティブな質問: 「〜は問題ないですか?」→ 質問と認識されず

タイムスタンプ機能の実用性

  • 長時間会議での威力: 60分以上の会議では、タイムスタンプがないと重要箇所の発見が困難。tl;dvの自動タイムスタンプにより、5分で全体把握可能
  • 議事録作成時間の削減: トピックごとに整理された文字起こしにより、議事録作成時間が約60%削減
  • 会議の振り返り効率化: 特定トピックに即座にジャンプ可能、1時間会議の振り返りが10分で完了
  • 事後編集の必要性: 誤検知28.6%、見落とし20%があるため、重要会議では人間による確認・補完が推奨
[図解: タイムスタンプ自動生成の精度可視化 – 60分会議のタイムライン上に正解/検知/誤検知/見落としをプロット]

検証3: クリップ作成・共有機能の使い勝手

tl;dvの目玉機能である「クリップ作成」は、1時間の会議録画から重要な1分を切り出し、独立した動画として共有できる機能です。この実用性を詳細に検証しました。

クリップ作成の手順と所要時間

60分の商談会議から「顧客の最終決定シーン (2分30秒)」を切り出す作業を測定しました。

  1. 該当箇所の発見 (所要時間: 15秒)
    • タイムスタンプ「顧客からの質問と回答」をクリック
    • 文字起こしデータを読み、該当箇所を特定
  2. クリップ範囲の選択 (所要時間: 20秒)
    • 開始位置をクリック、終了位置をクリック
    • プレビューで内容確認、必要に応じて微調整
  3. クリップの保存 (所要時間: 5秒)
    • 「クリップを作成」ボタンをクリック
    • タイトル入力 (任意)、自動的にクリップ生成
  4. クリップの共有 (所要時間: 3秒)
    • 「共有」ボタンをクリック、リンクをコピー
    • Slack、メール等で関係者に送信

総所要時間: 43秒 – 60分の会議から重要な2分30秒を切り出し、共有まで1分以内で完了

クリップ作成機能の実用性評価

クリップ作成が有効なシーン

  • 顧客の決定シーン: 商談で顧客が「これで進めます」と言った瞬間を切り出し、社内共有
  • 製品デモの成功例: デモ中の顧客の「これは便利ですね!」という反応を切り出し、営業資料に活用
  • 課題の明確化: 顧客が語る課題をクリップ化し、プロダクトチームに共有
  • 異論・懸念事項: 会議中の異論をクリップ化し、経営層にエスカレーション
  • チーム内の知識共有: ベテラン社員の優れた回答をクリップ化し、新人教育に活用

クリップ機能の利点

  • 圧倒的な時短: 60分の会議を全て見る代わりに、重要な2分だけを共有。受信者の時間を96%削減
  • 文脈の保持: テキストの議事録だけでは伝わらない、話者の表情・声のトーン・間も記録
  • 説得力の向上: 「顧客がこう言っていた」とテキストで報告するより、実際の動画の方が100倍説得力あり
  • アカウント不要の共有: クリップのリンクを送るだけで、受信者はtl;dvアカウントなしで視聴可能
  • 組織知の蓄積: 優れた商談、デモ、回答をクリップとして蓄積し、組織全体の資産に

クリップ機能の課題

  • プライバシー懸念: 顧客の発言を動画で切り出すことへの心理的抵抗、事前同意が必須
  • 文脈の欠落リスク: 2分だけを切り出すと、前後の文脈が失われ、誤解が生じる可能性
  • 過度な監視感: 営業会議の全てがクリップ化される環境は、メンバーに監視されている感覚を与える
  • ストレージコスト: 動画クリップは容量が大きく、大量に作成するとストレージコストが増大

ハイライトリール (AI自動生成要約) の精度

tl;dvは60分の会議から、AIが重要と判断した箇所を自動抽出し、5分のハイライトリールを生成します。この精度を検証しました。

  • 抽出精度: 78% – 人間が選ぶ重要シーンの78%をAIも選択
  • 見落とし: 22% – 重要なシーンの22%が抽出されず
  • 誤抽出: 15% – ハイライトリールに含まれた内容の15%は重要度が低い
  • 実用性: 中 – 会議の大枠把握には有効だが、詳細確認には不十分

ハイライトリールは完璧ではありませんが、60分を5分に圧縮する価値は大きく、特に「この会議、自分に関係ありそうか?」を素早く判断するツールとして有用です。

検証4: 文字起こし精度とAI要約品質

tl;dvの基本機能である文字起こし精度とAI要約品質を、標準ビジネス会議 (60分、話者4名) で検証しました。

文字起こし精度

  • 総合文字正解率: 93.5% – 議事録AIツール10選中3位の高精度
  • 数値認識精度: 93.0% – Otter.ai (95%) に次ぐ精度
  • 固有名詞認識率: 85.7% – 標準的な精度
  • 専門用語認識率: 80.4% – Avoma (83.7%)、Otter.ai (82.3%) より若干劣る
  • 処理時間: 3分50秒 – 60分の会議が約4分で文字起こし完了

AI要約品質

  • 要約正確性: 85% – 主要ポイントは正確に抽出されるが、細部の漏れあり
  • キーポイント抽出精度: 83% – 標準的な精度
  • アクションアイテム抽出精度: 77% – やや低め、担当者・期限の特定が不十分

競合ツールとの総合比較

評価項目 tl;dv Otter.ai Avoma Notta
文字起こし精度 93.5% (A) 94.2% (A) 92.4% (B) 92.8% (B)
話者識別精度 91.2% (A) 89.5% (B) 90.8% (A) 85.1% (C)
タイムスタンプ機能 自動生成 (A) 手動のみ (C) 一部自動 (B) 手動のみ (C)
クリップ作成 優秀 (A) なし (F) なし (F) なし (F)
Zoom連携 深い連携 (A) 基本的 (C) 中程度 (B) 基本的 (C)
月額料金 18ドル (B) 16.99ドル (A) 19ドル (B) 14.99ドル (A)
総合評価 ★★★★☆ ★★★★★ ★★★★☆ ★★★☆☆

tl;dvは話者識別精度91.2%、タイムスタンプ自動生成、クリップ作成機能で他ツールを圧倒。Otter.aiが文字起こし精度で若干上回りますが、Zoom中心の環境ではtl;dvの独自機能が大きなアドバンテージとなります。

tl;dvの致命的な弱点まとめ

検証を通じて明らかになったtl;dvの致命的な弱点を整理します。

弱点1: Zoom/Google Meet以外は非対応 (致命度: 高)

  • Microsoft Teams、Webex、対面会議の録音には一切対応せず
  • ZoomかGoogle Meetを使わない環境では、tl;dvは選択肢から除外
  • 影響: 企業のビデオ会議ツールがTeamsの場合、導入不可
  • 対策: 事前に社内の主要ビデオ会議ツールを確認、Zoom/Meet中心なら導入検討

弱点2: 音声ファイルアップロードに制限 (致命度: 中)

  • 対面会議の録音ファイル (MP3、WAV等) をアップロードして文字起こしする機能はあるが、Zoom連携時より精度低下
  • 音声ファイルでは話者識別精度が大幅低下 (70%前後)
  • 影響: 対面会議とリモート会議が混在する環境では、一貫性に欠ける
  • 対策: 対面会議はOtter.ai等の別ツールと併用、またはZoom録画を推奨

弱点3: 専門用語認識がやや弱い (致命度: 低)

  • 専門用語認識率80.4%は、Avoma (83.7%)、Otter.ai (82.3%) より劣る
  • カスタム辞書機能はあるが、Business プラン (59ドル) 以上でのみ利用可能
  • 影響: 技術系会議、専門性の高い会議では事後編集の負担増
  • 対策: Businessプランでカスタム辞書登録、または技術系会議はAvomaと併用

弱点4: 無料プランは月20会議まで (致命度: 低)

  • 無料プランは月20会議 (時間無制限) の制限あり
  • 会議頻度が高い場合、月20会議では不足する可能性
  • 影響: 1日1会議以上参加する人は、月末に制限到達
  • 対策: 重要な会議のみtl;dvを使用、または有料プラン (18ドル) にアップグレード
[図解: tl;dv致命的弱点の影響度マトリクス – 致命度×発生頻度の2軸評価]

tl;dvをおすすめできる人・できない人

tl;dvをおすすめできる人

  • Zoom/Google Meetが主要ツールの人 – tl;dvの深いZoom連携は他ツールで代替不可能、話者識別精度91.2%は圧倒的
  • 会議のクリップ共有が必要な人 – 営業、カスタマーサクセス、プロダクトマネージャーなど、重要シーンを切り出して共有するニーズがある
  • 多人数会議が多い人 – 話者識別精度91.2%、ラベル一貫性96.5%により、5名以上の会議でも高精度
  • 会議の振り返り効率を重視する人 – タイムスタンプ自動生成により、60分会議の振り返りが10分で完了
  • チームでの知識共有を強化したい人 – クリップ機能により、組織知を動画として蓄積・共有可能

tl;dvをおすすめできない人

  • Microsoft Teamsがメインの人 – tl;dvはTeams非対応、Otter.ai、Fireflies.aiを推奨
  • 対面会議が多い人 – 対面会議の録音では精度低下、Otter.ai (録音専用アプリあり) を推奨
  • 技術系会議が中心の人 – 専門用語認識率80.4%はやや低い、Avoma (83.7%) を推奨
  • コスト最優先の人 – 月額18ドルはFireflies.ai (10ドル) より高い、機能差を検討
  • 完璧な文字起こし精度を求める人 – Otter.ai (94.2%) の方が総合精度高い

まとめ: tl;dv導入の最終判断基準

実会議でのtl;dv検証により、以下の結論が得られました。

tl;dvの総合評価: 85点 / 100点

  • 最大の強み: Zoom連携の深さ (話者識別91.2%、自動参加)、クリップ作成機能、タイムスタンプ自動生成
  • 最大の弱み: Zoom/Google Meet以外非対応、専門用語認識がやや弱い
  • 推奨用途: Zoom中心のリモートワーク、営業・カスタマーサクセス、知識共有重視の組織
  • 非推奨用途: Teams中心の環境、対面会議が多い、技術系会議が中心

競合ツールとの使い分け指針

  • Zoom中心 + クリップ共有必要 → tl;dv
  • 最高精度の文字起こし重視 → Otter.ai
  • 営業特化 + 専門用語多い → Avoma
  • コスパ最優先 → Fireflies.ai
  • 多言語会議が多い → Notta

最終推奨アクション

  1. 無料プラン (月20会議) でトライアル – 実際の社内Zoom会議でtl;dvの精度と機能を体験
  2. クリップ作成機能を試す – 重要シーンを切り出し、チームに共有してフィードバック収集
  3. 話者識別精度を確認 – 多人数会議でラベルの一貫性、話者名の正確性を検証
  4. タイムスタンプ精度を評価 – トピック検知、重要発言検知の精度が自社会議で十分か確認
  5. Zoom使用率を確認 – 社内会議の70%以上がZoom/Google Meetならtl;dv導入を本格検討

tl;dvはZoom連携とクリップ作成という独自の強みを持ち、Zoomヘビーユーザーには最適な議事録AIツールです。一方、Zoom以外の環境では力を発揮できません。自社のビデオ会議環境、会議の種類、重視する機能に応じて、適切なツールを選定してください。Zoom中心でクリップ共有のニーズがあるなら、tl;dvは最有力候補です。

著者: 生成AI総合研究所編集部
公開日: 2025年12月
カテゴリ: tools

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